2007/05/13

しどにー 1

今回はとても不安だ、会社の人に薦められた安ホテルを適当に予約したのはいいけれど、どこにあるのかよくわからない上に、どうやって行くのかもよくわからない。

いつもの出張はトレーニングなので、参加してワイワイ晩御飯食べておしまいだけど、今回は英語でしゃべったりするのが目的なのでとてもおっくうだ。

奥さんと赤ちゃんに見送られてとってもセンチな気分で出発。関係ないけど、空港でコーヒー持ってカメラを見てたら「すいません飲み物は、あっ、ノー、ドリンク、ノー、ドリンク」と言われた、不思議や。「あっ」ていうところで何を発見したんや。

カンタス航空に初めて乗るけれど、気の抜けたオーストラリア人が一杯いた、地べたで寝るな。なかでも奥さんが日本人で旦那がオーストラリア人ぽいのが多くて驚き。

飛行機でヒマになっても大丈夫なようにPSPに一杯映画を詰め込んできたけれど、カンタスのビデオはオンデマンドで好きなのを選んで見れる、すばらしい。しかし、夜に出発して早朝につく便なので映画はそんなに見てられない。「主人公は僕だった」だけ見た、あんまり面白くなかった。

時差は殆どないけれど飛行時間は9時間ちょいと結構つらい。そして早朝の6時に到着、うかれポンチなツアー客が大量におって入国にものすごく時間かかったが、何にも聞かれなかった。税関でも何か食べ物もってますか、と聞かれて「ノー」といったらあっさり通れた。コアラのマーチを持ってきたんだけどな。

空港を出てスーツケースを持ってうろちょろしてたら怪しいドライバーが寄ってきて「どこいくんだい?」みたいな聞かれて「ワールンガ」というと「うへぇ」ていう顔をされた。よほど遠い場所なんだと思われる。

仕方がないので電車で行くことにしてマップを見てみると、なかなか遠い。ガタンゴトン、ガタンゴトンと1時間以上電車に乗ってようやく到着。ワールンガ、無人駅・・・動物園の中で聞こえるような「キェー」といってる鳥が一杯いる。

重いスーツケースを持って階段を上り、歩き、歩き、歩き、ようやくアパートに到着、駅から30分くらい歩いた。睡眠不足やら疲労でかなりへこんだ。途中、道に迷ってるの?とおばさんが世話を焼いてきたけど、そのおばさんが全く地図を読めてないし、道路の名前も知らないじゃないか、という状況になってしまった。

アパートはサンフランシスコで使っていたアパートを3段階へっぽこにした感じで、とてもへこむ。帰りたいよー。

てなことばかり言ってられないのでドライヤーなど必要なものを買いにいく。もちろんこんなド田舎ではそんなものは売っていないので隣の駅に行くことに。ホーンスビー駅はすごい、すごいといってもウェストフィールドショッピングモールがあるだけだけど。

そこで無線でインターネットができるモデムを購入した。これで奥さんとスカイプできるぞー。どうやって帰るのかマップを見ていたら警備員が話しかけてきて「ステーションはどこだ」と聞いたら「ステーションて何だ」みたいな事言ってくるので「ホーンスビーのステーションはどこだ」といったら「ああ、スタイション!」て、こういうのが多い。オーストラリアはなかなか言葉が通じないので英語恐怖症になってきた

駅からは10分くらいで帰れるようになったけど、荷物を持って駅から帰るのはつらい。アパートについて、元気を取り戻してモデムのセットアップ・・・・

Searching..

Searching..

Searching..

つながらん。ハプー。189$もしたのに!

かなりショックを受けたが、説明書によるとお店に持っていったら返品できるみたいで少しだけ安心。でも、また行かなあかん。とほほ。仕方がないので受付のおばさんにモジュラケーブルかりてきてダイアルアップ・・最大56Kって、つらい、ブロードバンド時代なのに!

テレビをつけるとラグビーばっかりでつまらん。気分転換で散歩に出かけ晩御飯を買おうと思ったけれど食べ物屋さんは英語がこわいからあきらめた。とぼとぼ帰ってきたら向かいのモーテルのレストランの明かりが!「インド料理!」わーいカレーだカレーだ。ということで、カレー食べて、テレビで「ハウス」みて本日おしまい。またしてもインド人と交流を深めた。

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