ジャカルタ1
なんて憂鬱な土曜日か。5時に起きて赤ちゃんにお別れを告げ、成田に向かうのであった。バスの中も混んでいたけれど、空港も混雑していてびっくりたまげた。JALのカウンターで大行列が出来ていてこれは参ったな、とウロウロしていたら、自動チェックイン機コーナーを発見、さっきの人たちは何を並んでいたんじゃろうか。
土曜の朝から海外に出かける浮かれポンチに囲まれながら本屋で情報を収集する。バリ島も同じくインドネシアなので、バリ島でバカンス!みたいな本を見た。あらゆるところで詐欺、スリ、置き引き、その他もろもろの犯罪が待ち受けているようだ。大体バリ島なんてオバカな日本人がワンサカいるので、そのエサにつられて悪人がワンサカ集まっているものと思われる。
どういうわけか、ビザの申請のため現地で25USドル必要なので両替し、ついでに現地のインドネシアルピアもゲットしようとしたけれど、「向こうで両替したほうがぜんぜんお得ですよ」と言われたのでルピアは持っていかないことにした。
AKIHABARAと書いてあるお店で電源の変換コネクタを入手し、搭乗口に行ってみると、意外と普通の人たちばかりだったので安心した。なんか怪しい闇の商人みたいな人ばっかりいるのかとおもったが、よく見てみると「新しいデジカメとポーチが超カワイー、ウキャー、ハキャー」みたいなバカOLや、見るからにすきだらけの女子大生2人組など気の抜けた連中も多い。たぶん、乗換えでバリに行くんだと思うけど・・・
ちょくちょく海外に行くことがあるがいまひとつ旅慣れた気はしない。今日も席に座ってくつろいでいたらモジモジしている大学生が「あのー、席が・・」とかいうので「お前が間違っとるんちゃうんか、ぼけ」みたいな顔して睨み返してみたら自分が間違っていた事が判明して恥ずかしかった。席はきちんと確認したほうがよろしい。
11時半に出発して16時半につくのだから、まあいいかと思ったら時差が2時間で実際は7時間のフライト。最初は仕事の準備をしてたけど飽きてきたのでテレビを見てみるとJALもオンデマンドになっていた!しかもオーシャンズ13、カリビアン、ファンタスティック4と見たいものばっかり。最初から映画に集中すればよかったと後悔したが、とりあえずオーシャンズを見れて満足。
そんなこんなでようやくジャカルタに到着。イメージ通りの大きくて古い空港。8日分のビザ、ていうことで25$払って無事に入国完了。はて、どうしたもんか、とウロウロしていたらタクシーカウンターで名前を呼んでるのが聞こえた。会社が手配してくれてたので一安心。
外の様子はというと、かなり混沌とした貧困の世界がしばらく続き、突然巨大なビルがどーんと現れ、また貧困世界、エビ牧場が広がる。そしてアジアっぽいのは運転がみなめちゃくちゃ。よくこれで事故が起こらないもんだなとおもう。
街中でもどういうわけか、道端でたむろしている人たちがやたら多い。いったい何をしている人たちなんじゃろか、とか思っているうちにホテルに到着。あちこちでセキュリティチェックをされるけど、何だかいい加減で本当にチェックになってるのかいな、とおもう。
ホテルに入るだけで金属探知機みたいなのを通らされる。そして必ず「ビー」というけど「オーケーオーケー」とかいって入れてくれるのであった。
グランドハイアット、ゴージャス!
現地の人たちと連絡をとり、迎えにきてもらって現場に直行、晩飯を食べてないです、といったら何だかやたらゴージャスな日本料理屋につれていってもらってビールまでいただいた。
その後、しばらく仕事をする。現場から帰ってきて夜中の1時、日本時間でいうと3時。疲れたのである。
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