2007/09/10

ジャカルタ8

インドネシア風の接待の方法かなにかしらんが、コップにウイスキーをついで、コチンと乾杯して飲み干す、という事を延々と繰り返すことにより激しい頭痛の朝を迎えることが出来た。11時に起床、12時までにはチェックアウトしなければならん。

少し歩くたびに吐きたくなるので全く荷造りがはかどらない。頭痛、腹痛、吐き気、フルコースだ。水をがぶがぶ飲んでみたが、それすら吐いてしまったのでラチがあかない。昨日の連中がどこかに連れて行ってくれるとのことだが、正直、そっとしておいてくれ、と思う。

メガネ忘れるなよ、と奥さんに言われたのだが、面白いことに本当に忘れそうになった。最終チェックをしているときに無事に発見された。最終チェックは大事だ。

12時にチェックアウトし、まだ時間があるものだからカフェでオレンジジュースを注文した。少し飲んでみたが、まったく受け付けなかった。これは重症であるが、ここにはソルマックはない。

やがてお迎えに来てくれて合流、もちろん他の2人も二日酔いでどうなることかと思ったけど中華料理屋でお茶を飲んだところからグングン回復して謎めいたアンマンを食べれるところまで戻った。

その後、向かったのは、タマン ミニ インドネシア公園というやつで、東武ワールドスクエアみたいなコンセプトだが、べつにエッフェル塔とかがあるわけじゃなくて、インドネシア各地の文化を紹介、というもの。

西カリマンタン地方


バリ島はまた独特である。なんとなく沖縄っぽくもあるが、やはりインド、中国の影響だろうとのこと。


なんでか知らないけど小さなお猿が芸をしていた。じっと見ていると最後に缶を持ってきて金を要求するのだ、なんと良く出来た猿だ。

今まで東南アジアなど考えたこともなかったけれど、マレーシア、シンガポール、インドネシア、パプアニューギニア、ボルネオなどが非常に接近しているという事実を初めてしった。ついでに東ティモールもすぐ近くである。
東南アジア地図

会社の男の人の彼女の人がこういう文化的なことに関してやたら詳しくて非常に沢山説明してくれたけど、英語がよくわからないので半分くらいしかわからなかった。とりあえずジャカルタはジャバ島の上にあることは間違いない。

その後、高級住宅街にあるオサレなレストランでついにナシゴレンを食べた。

ナシゴレン!といっても日本語にするとただの焼き飯。


どこの国でも海の近くは高級住宅街


インドネシアビールといえばビンタン。でも中身はハイネケンだよ、と教わったがどういうことなのか不明。


ちなみに、地元の人(インドネシア人)の給料はだいたい月40$だとか、なので金持ちはメイドが4−5人いるのが当たり前。トイレでタオルを渡す係の人までいる!また、ほとんどの富裕層は中国人であるのだそうな。

しかしサンフランシスコの中国人と違って、非常にオシャレであり、けたたましくしゃべらない。まるで日本人のようないでたちなのである。そして、金持ちグループというのが中国人で構成されているように思う。

文化的にもインド、中国の影響が強く、当時から商人として住み着いているグループが今もってリッチに現地人を従えて暮らしているというのが実情ではなかろうかとおもう。なので殆どの中国人は中国語がはなせない。

申し訳ないことに、滞在を通してほとんどおごってもらった。この日も全部おごってもらった。最後にビールを3本のんで談笑。そうしていくうちにどんどん寂しくなってきた。

今までも海外のオフィスにいったりしたけれど、こんなに相手してくれたことはなかったので本当に楽しかった。また行ってみたいけど、まあ、やっぱり行きたくない。日本のことを超あこがれていたのでぜひ日本に遊びにきてくださいと行っておいた。

空港でしんみりする。この会社が行ってたところ。テレコムセル。

覚えたインドネシア語は2つ

パ = ミスター
テレマカシー = サンキュウ

まったくもって良い滞在であった。全てのジャカルタ写真はこちら
やはり T9 はショボイ。

No comments: