2008/05/11

ハイビジョン考

ちまたではハイビジョン、ハイビジョンと騒がしく、子供の大事なイベントをハイビジョンで残さないなんて親として失格です、みたいな風潮である今日このごろである。

難しいのはこれ。1080i 60、翻訳すると縦の走査線が1080(解像度1980x1080)で、インターレース方式、60フレーム/秒ということ。720pだったら1280x720でプログレッシブ方式。

これは表示している形式にすぎないので、実際データがどういう風に圧縮されているのか、というのはまた別の話。最近メジャーなのはAVCHD。


これが事実上、これからの標準。これまでの標準はHDV。簡単にいうと昔からあるDVのテープにハイビジョンを記録するための方法のようだ。これは映像の圧縮にMPEG2を使っているみたい。おそらく日本のハイビジョン放送もこれに近いものではないかと思われる。

しかしながら、最近ではH264圧縮がどんどんメジャーになってきたのを受けてソニーとかパナソニックが出してきたのが AVCHD。これはテープに保存するのではなく、なんでもいい、近代風だ。

困ったことに広く使われておるアドビの Premiere ElementsではAVCHDには対応しておらん。海外ではまだハイビジョンはメジャーではないとのこと。ソニーのバイオを使っている人は VAIO Edit Component を買えばAVCHD対応のプラグインが買うっていうのも手。

しかしながら、AVCHDを編集するのは今時のパソコンを持っても大変であるようだ。マックの iMovie は対応しているという噂だが、やはりマシンパワー的にきびしい。はたしてハイビジョンは買いなのか待てなのか、これは難しい問題だ。

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