日経崩壊

そもそもGMが致命的なくらい痛んでいるのも、アメリカが救いようの無い状況であるのも、少し前から誰もが知っていたのだ。

おまけに損保各社が大変やられているのも、周知の事実である。が、どういうわけか、株が上がっていた。こんなわけないでー、下がるでー下がるでー、と思いつつ、「あれ、もしかして上がる？」と思った途端、思いっきり足下をすくわれるのである。

少し前までディフェンシブ銘柄を買っていたのだが、いかんせんディフェンシブであって、動かないのである。ということで、さっさと売ってしまってオフェンシブ銘柄を買ったらやられた。攻撃は最大の防御ではない、ということ。

それにしても下げがひどい。ショッキングな決算を発表した東京海上など、次の日にはなんと６％も上げ、その後３５００円くらいまで到達していたのだが、今日はストップ安で２２２０円。どこもかしこもこんな状態。

明日はさすがに切り返すと思われるが、これまたニューヨーク次第という何と主体性の無い相場か。